白内障手術体験談 ‐2

 手術台の上で横になって眩しい光を見ていると眠くなってくる。しかし瞼が上下にグイッと無理に開けられてサージカルテープで顔に貼り付けられているので閉じる訳にいかず、おぉ!拷問…。

 手術時間はおよそ20分。「終わりました」の声と同時に体が起き上がっていく。目には眼帯が貼り付けられその上から顔の三分の一ほどもありそうなガーゼの重ねたものが頑丈に貼り付いている。

 今私は皮膚の状態がすこぶる良くない。粘着テープはマズイな…。案の定夜中に痒くなって困った。この経験から右目の時にはゴーグル使用に変更してもらった。普通のメガネと見た目は変わらないが周囲から埃などが入らないように水中眼鏡のようにメガネの枠が分厚い…って分かる!? これだと術後の目を普通に開けていられる。なーんだ最初からこれにしておくんだったと後悔。お肌の弱い人にはこれをお勧めする。

 術後:まず翌朝、受診してガーゼを外して洗浄。次に3日後、1週間後、2週間後…と間隔が開いていって3か月間通院

 見え方:例えば湯気もうもうのお風呂の中で見えている浴室内の風景と、突然ドアが開いて冷気が流れ込み湯気が一瞬で消えた後の浴室内の風景、程の違い。何もかもがくっきり、鮮やかに見える。気分上々↗ ↗

 手術の翌日1日は洗顔も入浴もだめ。次の日は首から下のシャワー。その後は普通に。だから可能な限り手術の「時期」を選ぶことがポイント。夏だと💦💦